東京高専紹介
高専とは？
高等専門学校は、高度経済成長を支える科学技術に対応できる人材を育成するために設置された学校です。中学校卒業後に入学可能な５年制（商船学科は５年６ヶ月制）の学校で、大学や短大と同じ高等教育機関となっています。全国に国立５１校公立３校私立４校の計５８校があります。
高専教育の特徴は、一般科目と専門科目を楔型に配当した５年間一貫教育です。実験や実習を重視した教育なので、大学レベルまで効率的に学習できます。卒業すると準学士という称号を得られます。
東京高専とは？
東京工業高等専門学校は1965年に設置された国立高専で、高尾山の麓、狭間工業地区にある緑豊かな学校です。機械、電気、電子、情報、物質の５つの工学科があり、学生は２年進級時に各工学科に配属されます。
東京高専の特徴は早期からの専門的・実践的教育で、４、５年生の必修科目である「社会実装プロジェクト」に代表されます。企業や地域が抱える課題を発見し、高専で学んだ知恵と技術力を使い解決策を提案します。このプロジェクトを通じて培われる「社会実装力」は、社会人に求められる能力そのものです。
